FREE

革について知ってほしいこと

革について知ってほしいこと

・yesの考え方

・yesの考え方

革には人と同じように個体差があり、部位によって様々な表情を見せます。
量産製品では「no」と選別されてしまうキズや斑点、血筋や色ぶれも、全てモチーフになると考えています。

yesは、その革の特徴を最大限に生かし、一枚の革を余すことなく使い切るために分割し、再びつなぎ合わせる“スクエアパーツ”や、無縫製でつなぎ合わせる“漉き継ぎ”などの新しい技法を生み出し、「本当にいい革」を伝えていきます。

・鞣し(なめし)について

・鞣し(なめし)について

“皮を柔らかく”と書いて「鞣す(なめす)」と言います。 鞣しとは、天然素材である皮が腐らないように塩漬けにしたあと、植物の樹液(タンニン液)や硫酸クロム(クロム液)などの溶解液を浸透させ、「皮」から「革」へと変貌させる工法です。

「なめし」の技術の中で主流なのが、「ベジタブルタンニンなめし」と「クロムなめし」です。

「ベジタブルタンニンなめし」とは、植物樹皮などから抽出した渋液(タンニン)を、ピットという槽に漬け込み、長期間かけてなめす工法で、仕上がった革を「フルベジタブルタンニンレザー」と言います。革の特徴としては、重厚感があり、長年使い込むことでユーザーの身体ににフィットしていき、独特の艶感と風合いがでる革に仕上がります。

「クロムなめし」とは、塩基性硫酸クロムを使って科学的に短期間でなめす工法で、仕上がった革を「クロムレザー」と言います。 革の特徴としては、発色の良さ、軽さ、耐久性にも優れていることから、衣料から小物まで幅広く使用されます。タンニンなめしのような風合いや表情の変化は見られませんが、使うほどに柔らかく、しなやかになっていきます。

HOW TO CARE

HOW TO CARE

革製品のお手入れについて

・天然素材の風合いを最大限に生かす為、革本来の持つ不均等なシボ(シワ)、 血筋、各部位の濃淡、素材表面の斑点を、商品のデザイン(柄)として使用しております。
・天然素材の特性を生かすため、必要以上の染色や色止め等を行っておらず、水濡れや摩擦等による多少の色落ち、変化は避けられません。
・温度の高いところへの放置・保管は、革の硬化、変形等の変質を引き起こします。
・長時間(期間)直射日光にあたる場所や電灯等の光があたる場所に放置しますと、退色・変色します。
・場合によっては色落ちすることがあります。(特に汗、雨にはご注意ください。)
・雨等で濡れた時は、乾いた柔らかい布等で速やかに水分を拭き取り、衣服との摩擦に充分にご注意ください。(色移りする場合があります。)
・革は呼吸をしておりますので、なるべく密閉しない状態で保管をするか、もしくは定期的に風通しの良い所で日陰干しをすることをおすすめします。
・風合いを保つために天然皮革専用のクリームでケアすることをおすすめします。
以上の点を十分にご留意の上、天然皮革の風合いを長くお楽しみください。



前のページへ戻る